✣尿の異常
✶色の異常
赤から赤褐色の尿(血尿)
✦特に瞼の周りがむくむ → 急性糸球隊腎炎
✦腰や背中、わき腹、下腹部が痛い
✧腰やわき腹が特に立った時に痛む → 遊走腎
✧腎臓のあたりにしこりがある。高血圧 → のう胞腎
✧脇腹に鈍い痛み → 水腎症
✧わき腹が痛むこともある、お腹の片側にしこり、発熱、貧血 → 腎癌
✧腰や背中が重く、鈍痛があることも → 腎臓結石
✧下腹部、わき腹に激痛が走り、顔面が蒼白になって冷や汗が出る → 尿管結石
✧腰やお腹の痛みや頻尿に気ずくことがある → 尿管腫瘍
✧背中や腰が痛い。尿が出にくい、頻尿になることもある → 前立腺癌
✦排尿時の痛み
頻尿 → 尿が途中で止まってしまう → 膀胱結石
↘ 尿の濁り、残尿感 → 急性膀胱炎
↘ 頻尿になることもある、残尿感
✦他の症状はない → 特発性腎出血
朝起きた時にコーラのような色の尿、貧血 → 発作性夜間血色素尿症
尿が黄褐色から黄緑色になった
✧右上腹部が痛み、熱と黄疸が出る → 胆のう炎・胆管症炎、胆のう癌・胆管癌
✧お腹が張る、食欲がなく、吐き気やむくみがある、掌が赤くなり、皮膚に蜘蛛の巣のような形で血管浮き出る、乳房が膨らむ → 肝硬変、肝癌
✧赤ワインや紅茶の色の尿が出る。体がだるく、風邪をひいているよう → 急性肝炎
カンザスシティヘルペス
✧赤ワインや紅茶の色になった、食欲がなく、疲れやすい。下痢や便秘をする → 慢性肝炎
その他 → 薬による尿の着色
✶量の異常
✦尿の量が多い
✧口が渇き、たくさん飲んでしまう → 尿崩症
↘ 体がだるく、体重が減る → 糖尿病
✦尿の量が少ない、或いは尿が出ない
✧顔や手足、全身がむくむ。体重が増える → ネフローゼ症候群
✧吐き気やおう吐、疲れやむくみを感じ、貧血や口臭もある → 慢性腎不全、尿毒症
✧頭痛、吐き気・嘔吐、めまい、脱力感、食欲がなくなる、手足の震えや痙攣、意識が
✶回数・出方の異常
✦排尿の回数が多い(頻尿) → 膀胱結石、急性膀胱炎、膀胱頸部硬化症、膀胱癌、神経因性膀胱、尿道炎、前立腺肥大症、前立腺癌、急性前立腺炎、尿崩症、糖尿病
✦尿が出ない、出にくい(尿閉) → 前立腺肥大、前立腺癌、膀胱結石、膀胱癌、神経因性膀胱、尿道結石、尿道狭窄
✦尿が出るまで、または終わるまでに時間がかかる(排尿困難) → 前立腺肥大、前立腺癌、急性前立腺炎、尿道狭窄、膀胱頸部硬化症、膀胱癌、神経因性膀胱
✦尿の放出力が弱い、尿の線が細い、排尿が中断する → 前立腺肥大症、前立腺癌、膀胱結石、膀胱頸部硬化症、神経因性膀胱、尿道結石、尿道狭窄
✦残尿感がある → 前立腺肥大症、前立腺癌、膀胱結石、急性膀胱炎、膀胱頸部硬化症、膀胱癌、神経因性膀胱、尿道結石
✦排尿の始め、途中、終りに痛む(排尿痛) → 膀胱結石、急性膀胱炎、膀胱癌、尿道結石、尿道炎、尿道狭窄、急性前立腺炎
✦尿が漏れる(尿失禁) → 神経因性膀胱、前立腺肥大症、脳血管障害、痴呆
ネフローゼ症候群:尿にタンパクが出て、血液中のタンパクが減り、逆に血液中のコレステロールなどの脂質が増える状態を指す。原因は腎炎や糖尿病など。
発熱水疱はどのように表示されません
(内科) 足の
急性
急性糸球体腎炎:扁桃腺炎などを起こす細菌やウイルスが血液中に入り、それに対する抗体ができて結びつき、腎臓に運ばれる。そこで糸球体に引っかかって炎症が起る。
(内科) 扁桃腺炎の症状が出て、瞼の周りがむくみ、血尿やタンパク尿や高血圧も見られる。塩分を制限して安静に、1ヶ月ほどで元に戻る。
特発性腎出血(泌尿器科):原因がわからない血尿をいう。血尿だけで他の症状はない。止血薬を飲みながら安静にして様子を見る。
遊走腎(泌尿器科):腎臓につながる血管が長い、腎臓の周りの脂肪組織が少ないなどの理由で、腎臓が下がったり、傾いたりして症状が出る。尿路の感染症を起こしやすくなる。
腎臓結石(泌尿器科):腎臓に尿酸など尿の成分から石状の物質ができる。原因は尿の流れが悪くなるような前立腺肥大などの病気、ホルモンの異常や高尿酸血症など。
水腎症(泌尿器科):腎臓、尿管、膀胱、前立腺などの癌、尿路結石、前立腺肥大、尿道狭窄などで尿がスムーズに出なくなり、尿による圧力が高まって腎臓の機能が落ちる。
のう胞腎(泌尿器科):遺伝的に腎臓に見数の小さなのう胞ができる。腎臓は大きくなるが、機能はだんだん落ち、尿毒症になる。不快感や鈍い痛み、血尿やタンパク尿が現れる。
急性腎不全(内科):大出血や激しい下痢、嘔吐などで水分や血液が減り、腎臓に入る血流が少なくなり、うまく働かなくなる。水分、塩分、タンパク質などのコントロールが必要。
慢性腎不全(内科):数か月から数年でだんだん腎臓の機能が落ちる。尿の量が減り出なくなる。吐き気、食欲の低下、貧血や口臭、頭が重いなどの症状が出てきたら尿毒症。
不安障害の状態のフォーラム
尿毒症(内科):腎臓が働かなくなる腎不全の末期症状で、殆どが慢性腎不全で起る。息切れ、心臓肥大、狭心症、高血圧などの症状が出る。血液の浄化と血圧を下げる。
腎癌(泌尿器科):血尿が出て、お腹の片側にしこりがあり、熱が出たり貧血になったりする。脇腹に鈍痛を感じることも。
尿管結石(泌尿器科):腎臓結石が尿管に下がってきたもの。下腹部、わき腹に激痛が走り、顔面蒼白で冷や汗が出る。1時間ぐらいで治まるが結石が下がる度に発作が起こる。
尿管腫瘍(泌尿器科):血尿が主で、腰やお腹の痛みや頻尿を伴うこともある。
急性膀胱炎(泌尿器科):膀胱に細菌が入って炎症が起っている。女性多い。排尿の終りに痛みがあり残尿感がある。尿に血が混じったり、濁ったりする症状が突然に現れる。
膀胱結石(泌尿器科):腎臓結石が膀胱まで降りてきた場合と、膀胱の中で結石ができた場合とがある。前立腺肥大など尿が出にくい原因があると起こりやすい。
膀胱炎に似た症状だが尿が途中で止まってしまうのが特徴。切開手術や超音波で結石を砕いて自然に排出させる。
膀胱頸部硬化症(泌尿器科):膀胱の下のほうの尿道に近い部分の組織が硬くなり、尿の通リが悪くなリ出にくい。尿道を切開して硬くなっている部分を切除する。再発しやすい。
神経因性膀胱:排尿をコントロールしている神経に障害が起きて、排尿がうまく行かなくなる。膿腫瘍や脳出血、脊髄損傷、糖尿病などがきっかけとなる。原因の病気によって、
(泌尿器科) 出る症状も異なる。頻尿、尿失禁、残尿感、排尿中断など。筋肉の緊張を取る薬物や電気刺激などの治療がおこなわれる。
膀胱癌(泌尿器科):血尿だけが見られることが多いが、膀胱炎が起きると頻尿、残尿感、尿が終わるまで時間がかかる。
尿道炎(泌尿器科):尿道に淋菌などの細菌やクラミジアのような微生物が炎症を起こす。尿道から膿が出て、排尿痛が強い。抗生物質を飲む。
梅毒(泌尿器科):梅毒スピロヘータの性感染症。発熱、関節の痛み、斑点や発疹が患部にできる。ペニシリンなどの抗生物質の注射。
尿道結石(泌尿器科):ほとんどが膀胱結石が尿道に落ちてきたものだが、尿道でも結石ができることもある。尿が出にくく痛い、血尿など。
尿道狭窄(泌尿器科):怪我、尿道炎などの後遺症で尿道が狭くなる。尿が出にくい。手術で尿道を広げる。
急性前立腺炎(泌尿器科):前立腺に細菌が入り炎症が起る。冷えやセックス、飲酒などが引き金になり易い。寒気や震え、39℃以上の熱が出る。抗生物質と共に鎮痛薬を飲む。
前立腺肥大症(泌尿器科):頻尿で、尿が出るまでに時間がかかる。残尿感、尿漏れなどを伴う。
前立腺癌(泌尿器科):初期には特に症状はないが進むと尿の勢いがなく、出にくい、残尿感など、さらには血尿、排便痛、尿失禁などの症状が出てくる。
尿崩症(泌尿器科):尿を出さないように働くホルモンの分泌が異常になり、尿の量が突然増える。原因は不明で脳腫瘍などで起る。不足ホルモンを点鼻薬で補填。
発作性夜間血色素尿症(内科):血液中の血小板が減る血小板減少症などで、赤血球が尿に出てくる。感染や疲労などが引き金となる。コーラのような濃い色の尿が出る。
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